ふたりとも、主役。 / 第4話

今期は、申し込まない。

一週間、仕事と家の分担を試した玲と伊吹。料理講座の案内を閉じた伊吹は、今期は申し込まないと言う。家計の備えを残す判断と、それでも続けたいこと。二人が選んだ次の一歩を描く。

第4話「今期は、申し込まない。」。一週間の試行を終えた日曜。食卓で伊吹が料理講座の案内を閉じ「講座、今期は申し込まない。」。左に座る玲が顔を上げる。机にはノートと電卓。
上、下右、下左の順。玲「私が土曜に働くから?」。伊吹「違う。」「三十万円を払うと、生活の備えが少なくなる。」。玲は考え「……そこは、残したい。」と答える。
上の大きなコマで、料理講座の写真を見る伊吹「ほんとは、今すぐ行きたい。」。下の横長コマで案内を閉じて置き「でも、今期は見送る。」。玲「うん。わかった。」。
翌朝。上コマで伊吹が電話し「今期は申し込みを見送ります。」。下右、スマホを机に置き「土曜は、これからも俺が。」。下左、仕事鞄を持った玲「じゃあ、私も返事してくる。」。
上の職場の場面。右の玲「このシフトで、店長を目指したいです。」。左の上司「分かった。具体的に詰めていこう。」。その夜、下右の伊吹「日曜は二時間、練習に使いたい。」。下左の玲「その間は、私があの子を見てる。」。
台所の上の横長コマ。右の伊吹は白Tシャツと生成りエプロンで「まず、大きさをそろえる練習。」。左の玲は椅子とノートを寄せ「私も、面談の練習しよ。」。下右で伊吹が玉ねぎをトントンと刻む。下左で玲がすぐ隣のカウンターに座り、ノートを開く。
上、中右、中左、下の順。玉ねぎを刻んでいた伊吹の隣で、涙目の玲「店長として、まず……」。伊吹も目をぬぐい、笑って「泣くほど?」。玲「玉ねぎ、近い!」。二人が笑い、玲はノートを抱えて木の椅子をずずっと遠ざける。包丁はまな板に置いてある。

この漫画はフィクションです。作画にAIを使用しています。 編集方針

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